プレスリリースQT PRO

宮崎県サーバ統合基盤提供業務の受託について
~仮想化技術を活用したクラウドサービスの提供~

2014年3月27日

九州通信ネットワーク株式会社

  九州通信ネットワーク株式会社(略称:QTNet、本店:福岡市、代表取締役社長:秋吉 廣行)は、仮想化技術を活用したクラウドサービス「宮崎県サーバ統合基盤提供業務」の提供について、この度宮崎県より受託しました。

  本件は、宮崎県の各課が保有・管理する情報システムサーバ群を、仮想化技術を用いて統合することにより、サーバ群の調達から運用・保守にかかる業務の効率化及びコスト削減を図ることを目的としています。

  QTNetは8月までに宮崎県専用のクラウド基盤を構築し、宮崎県が保有する300台超の情報システムサーバ群を2014年度からの5か年で、順次クラウドサービスへ移行していきます。
  また、信頼性の高いディザスタリカバリ※環境を構築し、重要システムのデータを県外のデータセンター施設に退避させることで、災害対策の強化を図っていきます。

※1 自然災害などで被害を受けたシステムの復旧・修復、またはそのための機器やシステム、体制のことを指す。
 目的はシステム停止による利益の損失を最小限に抑えること。

  今回の提供に当たりQTNetは、自治体への豊富なサービス提供実績・経験を十分に活かし、コスト削減を実現しつつ、多様化する行政ニーズに応えるために最適なネットワークの構築、新システムへの円滑な移行、安定稼働についてご満足いただけるシステムを実現しました。
  本サービスは、QTNetが九州電力グループ各社(株式会社キューデンインフォコム、九電ビジネスソリューションズ株式会社)や宮崎地場企業の株式会社デンサン、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社と協業体制を組み、提供いたします。

  当社は、企業をはじめ自治体や学校・病院など法人のお客さまに対しVLANなどのデータ通信サービスに加え、通信事業者ならではの堅牢なファシリティ上に構築したクラウド型サービスの提供を通じて、今後もお客さまの事業活動をサポートしてまいります。

以  上

【別紙】
宮崎県サーバ統合基盤提供業務概要 (PDF:657KB)