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九州通信ネットワーク株式会社の完全子会社化及び光ファイバ心線貸し事業等の移管に関する基本合意書の締結について

2014年5月16日

九州電力株式会社

九州通信ネットワーク株式会社

  九州電力株式会社(以下、九州電力)と同社の子会社である九州通信ネットワーク株式会社(以下、QTNet)は、本日、QTNetの完全子会社化及び九州電力の光ファイバ心線貸し事業等のQTNetへの移管について、基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。

  九州電力は、経営の多角化を図る観点から、光ファイバ心線貸し事業を附帯事業として、2000年から実施してきましたが、電気事業を取り巻く厳しい経営環境や今後の電力システム改革などを見据え、電気事業を中心としたエネルギー事業に注力していく必要があります。

  一方、QTNetは、九州電力グループにおける情報通信事業の中核会社として、九州電力の光ファイバ心線を活用し、光ブロードバンドサービス(BBIQ)や法人向けのデータ通信サービスを提供していますが、競争環境の激化などにより、競争力の強化が急務となっているところです。

  つきましては、情報通信事業分野におけるグループ経営を迅速かつ機動的に実施できる体制を構築するため、QTNetを九州電力の完全子会社化することといたします。

  また、その上で、QTNetへ光ファイバ心線貸し事業及び関連する光ファイバ設備を移管することにより、経営資源の集中化によるグループ全体としての効率的な事業運営を行うとともに、QTNetの自律的な業務運営体制の強化を図っていくことといたします。

  なお、今回の基本合意書締結は、完全子会社化及び光ファイバ心線貸し事業等移管の基本方針・準備手続きに関するものであり、今後、九州電力とQTNetは詳細について協議を進めると共に、正式に決定次第、改めてお知らせいたします。

以  上

【別紙】
九州通信ネットワーク株式会社の完全子会社化及び光ファイバ心線貸し事業等の移管に関する基本合意書の締結について (PDF:92KB)