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九州工業大学内において“無人店舗実証実験”を4月から実施
~ 無人店舗実証事業に関する包括連携協定を締結 ~

2019年1月10日

株式会社QTnet

株式会社QTnet(本店:福岡市、代表取締役社長:岩﨑和人)は、国立大学法人九州工業大学(北九州市、学長:尾家祐二 以下、九工大)、九州工業大学生活協同組合(理事長:小田部荘司 以下、九工大生協)と共に、2019年4月から九工大戸畑キャンパス内において、認証・決済技術やAI等ICTを活用した、無人店舗の実証試験開始に向けた連携協定を締結しました。

背景・目的

現在、小売業では人手不足や労務コストの上昇に直面しており、今後店舗の無人化が主流になると考えられています。一方、無人店舗の本格的実装には導入コスト、セキュリティ、決済方法など様々な課題がございます。
今回、九工大“未来思考型キャンパス”の取組みの一環として、九工大の研究技術とQTnetのICT技術を活用した無人店舗の実証実験を行います。これにより、学生の購入体験を通じた新しいアイディアの創造を推進するとともに、無人店舗のスムーズな社会実装を目指します。

実証実験概要

  • 実施時期:2019年4月~
  • 場 所 :九州工業大学戸畑キャンパス内(福岡県北九州市戸畑区仙水町1番1号)

無人店舗の主な機能

①入退店時のお客さま認証
お客さまの顔認証、又はICカード(学生証など)を認証して、店舗扉の開閉を行います。
②商品識別
レジに設置された台に商品をまとめて置くだけで、AIを活用した画像認識技術を用いて商品を一括で認識します。
③決済
商品情報及び購入金額をレジ画面に表示し、生協ICカードにて決済を行います。

今後は、九工大の自動運転技術を実装した移動型無人店舗の導入を進め、継続して実証実験のフィールドを拡大してまいります。

以 上