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国際通信の役務取得に関する事業変更申請について

2001年11月9日
九州通信ネットワーク株式会社
九州通信ネットワーク株式会社(略称:QTNet,本店:福岡市,社長:田中 進)は、韓国向け国際専用サービスを提供することとし、本日総務大臣に対して事業変更許可申請を行いました。
  変更申請の概要は次のとおりです。

1. 変更事項
  専用サービスに国際通信役務を追加いたします。
  通信の相手国は大韓民国といたします。

2. 変更年月日
  2002年4月

国際専用サービスの概要について

  日本韓国間では、昨年9月の日韓首脳会談で「日韓IT協力イニシアティブ」が合意され、IT分野における両国の交流・協力の気運が高まっております。また、2002年に開催されるワールドカップサッカーを契機として日韓の経済・文化交流は今後より一層拡大すると考えられます。このような中で九州はアジア特に韓国の窓口に位置し、九州~韓国間の通信需要は今後増加が見込まれます。
  これまで、九州通信ネットワーク(株)(QTNet)は、国内通信として専用・データ伝送・電話などのサービスを提供してまいりました。
  今回、日韓光海底ケーブル(KJCN:Korea-Japan Cable Network)を利用した韓国向け国際専用サービスの提供を行うこととし、本日(11月9日)総務大臣に対して事業変更許可申請を行いました。
  KJCNの利用により高信頼度・低料金でのサービス提供が可能となるため、九州~韓国間の交流がより一層拡大し、九州地域の経済・産業発展にも寄与できるものと考えております。
  今回提供する韓国向け国際専用サービスの概要は次のとおりです。

1. サービス概要
  日韓海底光ケーブル(KJCN)を利用した九州~韓国間の専用サービスを提供します。
KJCNは日本と韓国をつなぐ海底ケーブルとしては最短距離(250㎞)であるため、無中継での伝送が可能でありコストが削減できるため、低料金での提供が可能です。
また、2ルートでのシンプルな構成であるため、高い信頼度が確保できます。



2. サービスの品目及び料金
  提供品目及び料金の詳細について今後検討を進めますが、他の国際通信事業者に負けない料金での提供を考えております。
 
3. サービスの提供区域
  国内専用サービスの業務区域と同一といたします。
また、九州域外については、他の通信事業者との相互接続により提供する予定です。

4. サービスの開始時期
  2002年4月頃を予定しています。


以上