DX取り組み事例

社内の取り組み

テレワーク普及による働く場所、時間にとらわれない勤務形態の導入

当社では、全社員を対象にした、テレワーク勤務制度「QTスマートワーク」を2016年4月から導入しています。
これまでの出社を「当たり前」とするような働き⽅に対する意識を変え、ICTの良さを最⼤限活⽤し、業務運営の効率化、ナレッジの向上、ワークライフバランスの向上を同時に解決するQTnetの新しい働き⽅を社員全員で作っています。

社給スマホ、Microsoft365導入によるフレキシブルなワークスタイルの実現

外部環境等の変化に応じて柔軟に対応できるシステム環境の構築を目的に、従来オンプレミスで準備していた資料作成、メーラー等のオフィス業務関連ソフトを全てクラウドサービス(Microsoft365)へと置き換えています。
また、社員には持ち出し用のPCとスマートフォンを貸与することで、社外においても資料のリアルタイムな確認と共同編集を実現しています。

チャットツール、WEB会議導入によるコミュニケーションのデジタル化

新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、対面での会議は制限を余儀なくされました。
当社ではコロナ禍前からいち早くテレワークを普及し、チャットツールによるテキストベースでのコミュニケーションやWEB会議、WEBと対面のハイブリッド会議など、様々なコミュニケーションをデジタル化しています。

顧客関係管理ツールを活用したコンシューマサービス「BBIQ」の開通プロセス改善

申込みから開通までのプロセス状況の可視化を目指し、基幹業務システムに蓄積されているお問合せ履歴や工事情報などのデータについて顧客関係管理(CRM)ツールへの連携を目指します。
お客さま視点で、データを一元的に管理・分析することで、数的根拠に基づく改善を行い、提供工期の短縮等のサービス品質向上に努めます。
将来的にはお客さまご自身で工事の進捗状況をご覧いただく仕組みを構築する等、よりお客さまに寄り添ったサービスの提供を目指します。

データ分析基盤の構築およびデータを活用した効率化・施策の立案

複雑化した基幹業務システム内に点在しているデータを収集し、分析用として一元管理するためのデータ分析基盤を構築しています。
格納されたデータはBI(Business Inteligence)※1ツールを活用して可視化することで、販売戦略や投資計画へと活用しています。

※1 情報システム等で蓄積されるデータを基に利用者が加工、分析することで、ビジネスに関する意思決定に活用する手法

既存業務プロセスの可視化、課題抽出

レガシーシステムからデータドリブンな業務システムへと転換するため、既存の基幹業務システムにプロセスマイニング※2ツールを適用し、システム刷新に備えた現行業務プロセスの可視化や課題の抽出を行っています。

※2 情報システムに記録されたイベントログに基づきビジネスプロセスの分析を行う技術。プロセスの理解や効率化を目的とする