採用に関するお問合せ先

qtnet-saiyo@qtnet.co.jp

CROSSTALK

QTnetにおけるSEの仕事

QTnetのSEは日頃どのような仕事に携わっているのでしょうか。
業務のなかで感じるやりがいや成長意欲とは?
中途、新卒入社者のそれぞれの視点から紹介していきます。

MEMBER

作ったシステムが動く喜びは格別!
日常生活でやりがいを実感

吉田

私は、前職ではIT機器の設置・点検などに携わるカスタマーエンジニアをしていました。当社に転職するきっかけは、技術職は転勤があったとしても福岡県内である可能性が高く、今後のライフプランを考えた際に引越しをしなくてもいいという点が魅力でした。さらに九州電力グループということで、安心して働けるという点にも惹かれました。2016年の入社から現在まで所属している通信サービス設備部は、お客さまのご要望に合わせてネットワークを構築する部署です。私と宇留島さんがいるソリューションエンジニア1グループは法人のお客さまが中心。私は副長として、人材や資機材といったリソースを管理したり、時には打ち合わせに参加してアドバイスを送ったりと、グループ全体を統括しています。

宇留島

私は、大学では理系学部の出身で、就職先は技術系の会社を希望していました。大学で学んでいたネットワーク分野に興味があったこともあり、通信事業者や通信系のシステムインテグレータの会社をターゲットに、就職活動を行いました。2015年に希望どおり、通信回線系のサービスに加えソリューションも手がける当社に入社しました。最初は法人営業部に配属され、営業社員の方を技術的な面でサポートするプリセールスSEを担当しました。2018年に現在の通信サービス設備部へ異動になり、本格的にソリューション構築に携わっています。日々の業務では、単にお客さまのご要望に沿うだけでなく、“どうしたらもっとよろこんでいただけるか”を自分なりに考えて、よりよい提案ができるように努めています。

麻生

私は、中途入社なのですが、前職からソリューションに関する仕事に就いており、当社とも仕事上の関わりがありました。吉田さん、宇留島さんのお二人とは、その頃から顔見知りでしたね。みなさんはとても感じがよく、社内の雰囲気のよさなどを耳にするなかで、素敵な会社だなと思っていました。縁あって2018年に入社し、以来、ソリューションエンジニア2グループに所属しています。主なお客さまは、官公庁や病院、大学といった公的機関。私はプロジェクトマネージャーとして、工程に遅れがないか、人やお金が足りているか、資機材がそろっているかなど、プロジェクト全体を管理しています。問題が発生した時は、逐一お客さまにご報告して解決に向けて協議。楽ではありませんが、構築したシステムを納期どおりに提供できた時は達成感があります。

吉田

特に、システムがうまく稼働した時の嬉しさは格別です。通信回線というものは、まるであみだくじのように複雑なうえに、絶対に止めてはいけないため神経を使います。昨年、交通系ICカードのネットワーク設計から設置までを行ったのですが、納品後、乗車時にICカードをかざしながら「おおっ、きちんと反応しているぞ!」と我ながら感動しました(笑)。

麻生

官公庁での住民サービスを提供するシステムなどは、皆さんの生活に関わるため責任重大です。しかし、家族に「あのシステムのネットワークを手がけたんだよ」と言えるのは、何気に誇らしいことです(笑)。
建設会社の仕事のように地図には残りませんが、日々の生活のなかでやりがいを実感できます。

スキルを磨く環境は万全
自由な働き方も魅力!

宇留島

私は新卒のため、入社直後は右も左もわからない状況でした。専門用語は聞いたことがあるものの、意味を知らないものがほとんど。しかし社内の雰囲気が明るく、周りの方々に臆せず質問できました。さらに研修制度が整っているため、ネットワークの基礎をしっかりと習得できました。現在も継続して、技術に関する中級~上級者向けの研修を受けています。学びの環境が用意されているので、経験がなくても安心して業務に取組むことができます。

吉田

私の部署では、各自が目的に合わせた研修を自分で受講したいと上司に提案できます。最近、私はマネージメント系の研修を積極的に受けており、内容は、問題意識の向上からコロナ禍での部下育成までさまざま。他社の受講生の方と一緒に受講する機会もあるため、参加者の仕事に取り組む姿勢に触れることができ刺激になります。

麻生

私もプロジェクトマネージメントや、Amazon公式認定の資格であるAWSの取得に向けた研修などに参加しています。技術面のサポートがしっかりしているというのは、中途入社者にとっても心強いものです。さらに、会社生活を送るうえで必要な情報をまとめた資料も用意されているため、入社してから戸惑うこともありませんでした。

吉田

私のいるグループには、中途入社者を対象にしたお悩み相談のチャットがあります。わからないことを書き込むと、すぐに対応してもらえるのでとても助かっています。また、年齢や社歴に関係なく、お互いを助け合う企業風土があります。宇留島さんは私よりも年下ではありますが社歴が長く、会社の決まりごとに詳しいので頼りになります。社内での慣れない申請作業がある場合、どこに書類を提出すればよいかなど、いろいろと教えてもらっています。

宇留島

逆にお二人は経験豊富なので、私は技術的な面で助けていただいています。吉田さんはネットワークについて、麻生さんはサーバーについて詳しいため、困った時にはよく社内を見渡してお二人を探しています。最近はコロナ禍により上司や同僚と対面で話す機会が減りましたが、チャットを活用することでカバーできています。以前は「お疲れさまです。今お時間よろしいですか?」から入って要件を伝えていましたが、今ではすぐに「○○について教えてください」と気軽にやりとりできるようになりました。

吉田

最近はコロナ禍でテレワークが増えているので、チャットはとても便利です。また、働きやすさでいくと、フレックスタイム勤務制度を活用できるという点も見逃せません。私は管理職なので基本的に朝から出社していますが、それでも忙しくて疲れが溜まった時は、無理せず勤務時間をずらすようにしています。

宇留島

早く出社して、そのぶん早く帰宅するという働き方ができるのは魅力です。私は、資料作成などいつもより集中して作業をしたい時は、早い時間に出社するようにしています。社内がまだ静かなので、作業がとても捗るんですよ。同じように、早朝から作業している方は意外と多いですね。

麻生

自分の裁量で、仕事の進捗状況に合わせてテレワークやフレックスタイム勤務制度を活用できるため、プライベートとの両立がしやすくなりました。もしも家庭で外せない用事ができたとしても、困ることはありません。前の職場でもこのような制度はありましたが、事前申請に手間がかかってあまり活用できていなかったんですよ。

吉田

私のグループでは、休暇取得もチャットで申請できるようにしています。申請や報告を簡略化することで、メンバーの負担を少しでも軽減できたらと思っています。

自社設備の充実がもたらす
全行程を賄えることの強み

吉田

スキルアップしやすい環境、自由なワークスタイルと並んでもうひとつ、当社に転職して強く感じたことは、業務範囲が広いということでした。物理的な作業はもちろん、ネットワーク機器の設計・設定、さらにサーバーやアプリの設定など多岐に渡っています。入社する前は、QTnetに対して「回線を引く会社」というイメージが強かっただけにとても驚きました。

宇留島

私が入社した2015年は、まさに九州電力から光ケーブル関連事業が譲渡される前後の時期でした。2016年にサービスオペレーションセンターが、2019年にはデータセンター事業も加わり、入社してわずか数年で設備が拡大されました。ソリューション事業を行うなかで、このように自社の設備をたくさん所有しているということは、大きな強みではないでしょうか。

吉田

確かに私が入社した2016年当時は、ソリューションの構築に携わる当部の社員は10名ほどでした。ところが、見る見るうちに増えていき、現在では2つのグループに分かれ、部内の半数にあたる35名ほどが在籍しています。

麻生

自社の設備が整っていることで、設計したシステムに回線サービスを組み合わせたり、運用・保守込みで長期のサービスを提供したりといったことが可能になります。構築から保守までを一括で賄えるため、お客さまにとっては費用を抑えられるという利点があります。

宇留島

一方、SEとしては、お客さまへの提案がしやすいと感じています。自社の設備を所有していない場合、自分たちで設備の調達からしなくてはならないため、SEの負担も大きいのではないでしょうか。

麻生

以前勤めていた会社が、まさに他社さまのサービスに力をお借りしている状態でした。同じ業界で働くSEのなかには、自由に提案したくてもできない方がたくさんいらっしゃると思います。お客さまからの仕様書に、「自社のセンターで監視する」「特定の県に支店を持つ」といった条件があると、それだけで諦めるしかありませんから。しかし当社は、設備をすべて自社で賄っているだけでなく九州各県に支店があるため、SEとして挑戦できる幅が広がります。これこそが通信事業者の強みではないでしょうか。

実績が正当に評価され、
今後の成長の足がかりに!

麻生

業務内容の範囲が広いということで、自ずと仕事のカバー範囲も広がりました。前職では設計や構築といった技術系の仕事がメインでしたが、当社に転職して発注や費用の管理を担当するようになったことで、マネージメント能力が身につきました。

宇留島

私の場合は、新卒でゼロからのスタートだったため、基本的に成長しかしていません(笑)。そのようななかで、もっとも成長を実感できているのはコミュニケーション能力です。ソリューション案件は、お客さまや協力会社の方と話す機会が多いので、自ずと鍛えられていきました。

吉田

副長としての今後の目標は、先ほども少し述べたように、社員の業務負担の軽減です。ソリューション案件の数が多いため、どうしても時間外での作業が多くなってしまっています。ひな形となる設計をいくつか作っておくなど、作業の効率化に向けて対策を講じているところです。

麻生

現状では、プロジェクトごとにかなりの人数と時間が割かれています。より効率的に進めるためには、他部署と協力するなど、案件ごとにフレキシブルに社員を割り当てる必要があると考えています。今後は、プロジェクトの進捗状況や問題点を部署間で共有できるようにするなど、連携しやすい環境を作っていきたいと思います。

吉田

ありがたいことに、このような仕事内容や成長を、会社がしっかりと見てくれていると感じています。真面目に仕事に取り組んで実績を残せば、正当な評価をしてもらえます。中途入社者だからといって、不利だということは決してありません。

麻生

評価基準が統一されているので、安心感があります。毎年、1年間の評価結果をフィードバックしてもらえるため、自身の課題を見つけやすく成長にも繋がります。

宇留島

これから成長していくために、学ぶべきことがたくさんあります。技術的なスキルを向上させることはもちろん、そろそろプロジェクトのマネージメントスキルを習得しなければいけません。一日も早くお二人のように統括する立場になって、プロジェクトを円滑に進めていけるように頑張りたいと思います。

(注)掲載内容は取材当時(2020年)のものです。

関連ページ

その他のクロストークを見る

ENTRY エントリーはこちら