活動が仕事に活きていること
チームを率いる術、
考え行動する力
選手時代に身に付けたスキルが
仕事の糧に

現在、大学駅伝では専属の監督やコーチが指揮を執るのが当たり前になっていますが、私が選手の時代、中央大学には専任コーチはおらず、学生主体でチーム運営をしていました。練習メニューや試合に向けてのコンディション調整など、どうすれば強いチームになれるかを各々で考え、意見の交換も盛り上がったものです。そのなかでも私は、常にまとめ役の存在でした。チームの中心選手であり、周りを見渡す余裕があったため、自然とその役割になったのだと思います。駅伝はチーム競技なので、一人が早くても勝てません。強く意識していたのは、チーム全体の底上げの観点と雰囲気づくりです。自身の競技にただ没頭するのではなく、チーム力向上の視点を持てたことは組織論的にもその後の仕事において大きな糧になっていると感じます。

BBIQの販売の場面に置き換えると、獲得を伸ばすこと＝記録を伸ばすこと。選手の頃と同じように周囲を見渡し、やるべきことを見極めながらチームをまとめ、メンバーひとり一人の力を伸ばしながら営業活動を行ってきました。選手時代と同様に結果を出すことを追求してきましたので、現在も目標数字の達成にはこだわりをもって取り組んでいます。これからも、いい意味での体育会の誇りを忘れず、業務に取り組んでいきたいと思います。