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末松 慶文

INTERVIEW

ネットワークを守りながら、
技術研究の成果を社会に還元

松 慶文YOSHIBUMI SUEMATSU

末松 慶文

技術系

サービスオペレーションセンター システムマネジメントグループ

末松 慶文

2008年度入社 近畿大学大学院 電子情報工学専攻

現在の仕事内容を教えてください

当社が提供する各種サービスのサーバ関連の運用や保守を行っています。

当社に入社して以来、BBIQのメールやDNS(ドメインネームシステム)など各種サービスで利用するサーバ関連の構築を担当していました。現在は、主にこれらサーバ関連の運用や保守を担当していますが、社外セミナーなどの講演活動にも力を入れて取り組んでいます。

また、DNSのオペレーションを通して、社会基盤としてのインターネットの安定運用に寄与することを目的とし、参加者間の情報交換、共有、議論の場の提供、円滑な運用のための情報公開などを行う組織「日本DNSオペレータ-ズグループ」の幹事としても活動しており、講演だけではなく関連するイベントのプログラム作成や運営にも携わっています。

末松 慶文

当社を選んだ理由を教えてください

以前より、地元である九州で多くの人々の生活を支える仕事に携わりたいと考えていました。学生時代は電子情報工学を専攻していたこともあり、九州をサービスエリアとしてインターネットサービスを展開する当社への入社を志望しました。

この仕事をしてよかったと思った瞬間について、教えてください

この仕事をしていて良かったと思う瞬間は多くありますが、特にDNSの安定性に寄与する研究に没頭できているときに喜びを感じます。

純粋に熱中して技術を突き詰めることだけでなく、お客さまに対して何らかの形で還元したいという強い思いを抱いて取り組んでいます。

現在、輝いていると思うことは何ですか

現在、大規模災害時におけるインターネットサービスの継続提供に関して、他社と共同研究しており、その成果について国際会議のAPRICOT(Asia Pacific Regional Internet Conference on Operational Technologies)で発表し、海外の通信事業者からこの取組みと成果について評価されています。

インターネットには、ドメイン名をIPアドレスに変換する役割を持つDNSサーバが欠かせません。大規模災害などでDNSサーバのトップレベルドメイン(TLD)を管理する権威DNSサーバが利用できなくなった場合、インターネットサービスの提供・利用に致命的な影響が生じます。

研究では、大規模災害時に継続してインターネットサービスが利用できるよう、継続性の向上に向けて取り組んでいます。

また、2017年は初めての「ルートゾーンKSK ロールオーバー(※)」として、DNSの応答が正しいものかを検証するDNSセキュリティ拡張(DNS SECurity Extensions)が注目されましたが、関連組織に対して情報提供を行うなど、インターネットの発展に寄与する活動にも精力的に取り組んでいます。

※ DNSSECの信頼の連鎖の起点となるルートゾーンKSKの危殆化を避けるため、定期的に鍵の更新を行う

今後、当社でどのように自身の
やりがい働きがいを実現したいですか

当社は「テレワーク勤務制度」や連続5日間の休日を自身で設定することができる「リフレッシュ休日制度」などがあり、働きやすい環境が整備されています。また、任されている仕事に対する裁量が大きいこともあり、ひたすら没頭することができる職場環境に感謝しています。このような環境でスキルを磨き、お客さまへ「感動品質」を届けることができるよう今後も取り組んでいきます。

(注)掲載内容は取材当時(2017年)のものです。

末松 慶文
国際会議APRICOTにて講演

career社内経歴

  • 2008年

    IP設備部(現:通信サービス設備部)

  • 2011年

    ネットワークセンター(現:サービスオペレーションセンター)

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