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栗原 健一

INTERVIEW

時代の変化やニーズをくみ取り
より質の高いサービスを提案

原 健一KENICHI KURIHARA

栗原 健一

営業系

法人営業部 ソリューション営業1グループ

栗原 健一

2019年度入社 近畿大学 農学部 農学科卒

会社での立ち位置、
入社のきっかけ

営業社員を技術面でサポート
後輩のスキルアップにも尽力

以前は他の通信事業者に勤務し、一般消費者向けの通信線路工事や、局舎の機器の入れ替え、パソコンでの作業を自動化するRPAに関わる業務などを経験してきました。転職する予定はありませんでしたが、義父が病気で倒れたため、妻の地元である佐賀で生活することに。これまで培ってきたスキルを活かしたいと考え、同じ通信事業者であるQTnetへの転職を志望しました。前職でQTnetと携わる案件があったのですが、QTnetの社員の方の意欲的な姿勢と、豊富な知識に感心させられたことを覚えています。

転職活動をしていた頃、QTnetで募集していた職種業務は、直販営業部署の社員を技術的な面でサポートしたり、お客さまの要望を踏まえたシステムの設計を行ったりするプリセールスエンジニアでした。前職の前に東京でネットワーク関係の会社に勤めていたのですが、そこでプリセールスエンジニアを経験したことがあったため応募しました。採用面接では、会社の都合ではなくお客さまのニーズを優先してサービスを提案していきたい、お客さまに可能・不可能なことを偽りなく示したいなど、自身の仕事上でのポリシーをしっかりと伝え入社時期や通勤距離など不安な面もありましたが、幸いなことに中途入社の正社員として採用されました。

入社して現在まで、プリセールスエンジニアとして業務を行う法人営業部ソリューション営業1グループに所属しています。グループには中途採用の社員が多いので、自然と社内の雰囲気に溶け込むことができました。入社前から企業理念にある「共創協働」という言葉が素敵だと思っていたのですが、実際にQTnetで働き始めてから“共に創って共に働く”という風土が根付いていることを実感しています。周りに自分がやりたいことを伝えると、「いいね!どうしようか」と積極的に一緒に考えてくれる仲間がいます。また、上司も私の意見に対して、まず「それいいね」と受け入れてくださり、その後で「こうしたほうがいいよ」とアドバイスをくださいます。気負いなく相談できるのでとても心強いです。

プリセールスエンジニアとして商談に臨むときは、お客さまにわかりやすく説明することを心がけています。担当の方の顔を見ながら明るい表情でお話しするなど、安心していただくための工夫も欠かせません。また、社内ではプリセールスエンジニアの業務と並行して、主任として後輩たちのサポートも行っています。後輩といっても、みんな頼もしい経験者ばかりです(笑)。グループでは社員のスキルアップをはかるために、毎月一回、必ず勉強会を実施しています。失敗した事例や新しく得た情報などをそれぞれが発表し合い、終わったら記録文書を作成して、勉強会の内容を後からでも確認できるようグループ内に展開しています。

栗原 健一

自身の成長エピソード

お客さまと接するからこそわかった
時代の変化に対応することの重要性

前職では、現状のサービスを使ってオーダー通りのものを作ればそれでいいという方針でしたし、わたしも疑問には感じていませんでした。しかし、QTnetでプリセールスエンジニアとしてお客さまのもとに直接出向き、ご要望などを伺うようになってからは、時代やお客さまのニーズに合わせて会社の主力サービスをバージョンアップさせていく必要があると気づかされました。お客さまのニーズは常に変化しています。最近はコロナ禍もありテレワークに関するご相談が増えてきています。お客さまのニーズをもっとも把握できるのが、営業やプリセールスエンジニアといった我々フロントに立つ社員です。お客さまに、より満足していただけるサービスを提供できるように、お客さまの声をサービスの企画を担当する部署や技術の部署の社員にしっかり届け、“失敗を恐れずに新たなサービスの提供に取り組む”という周囲への意識改革を働きかけていきたいと思います。

また、どんなに質の高いサービスでも、お客さまの予算内で提供できなければ意味がありません。だからこそプリセールスエンジニアには、技術的な知識だけでなく経営に関する知識も求められます。たとえば、事前にお客さまの財務諸表から流動比率を把握しておくと、初期投資に充てられる金額を想定することができます。そういったことは営業部署の担当かもしれませんが、フロントに立つ以上、最低限の財務知識は必要だと考えています。また、プリセールスエンジニアとしての専門知識を身につけるために、通勤時間を活用してIT関連の業界雑誌を読むようにしています。短期間にまとめてだとハードルが高いので、量を決めて少しずつ読んでいくことで無理なく続けられています。

栗原 健一
栗原 健一

目標・ビジョン

時代に沿った新たな技術に対応
資格取得に向けての努力も続けたい

テレワークの普及により、自宅など社外から勤務先のネットワークへ接続が可能となる、業務システムのクラウド化が進んでいます。これを受けて、ゼロトラストと呼ばれる、すべての通信を信頼しないことを前提としたセキュリティ対策が求められるようになりました。お客さまはネットワークインフラを、根本的に見直さなければいけない時機にきているのではないでしょうか。先ほども申し上げたように、大切なのはお客さまの声に耳を傾け、新たなニーズに対応していくこと。今後は、ゼロトラストネットワークを構築したサービスを提案できるように、知識を蓄えていきたいと思います。また、インフラのなかで本格的に携わったことのない、電気関係の知識の習得にもチャレンジしたいと考えています。たとえばデータセンターと呼ばれる、お客さまのサーバーやネットワークなどの機器をお預かりし運用する建物やその電源などの設備の設計・保全は、絶対に止めることが許されないシステムですので、責任が問われると同時に、とてもやりがいのある業務です。現在、その知識を身につけるために、電気工事士の資格取得を目指しています。人生は一度きりなので、チャレンジする姿勢を忘れずにいたいですね。

さらに次の世代に向けて、より仕事がしやすい環境を整備していくことも、中堅社員としての役割だと自負しています。例えば、業務フローが似ている案件を扱う場合は、それぞれの営業担当に問合せるのではなく、部署の窓口を一本化して相談しやすくするなど、改善したほうがよいと思う点があれば、積極的に会社に提案していきたいです。

栗原 健一

仕事とプライベートの両立

好きなマラソンで汗を流して
万全のコンディションを維持

テレワークを活用できるうえ、毎月1回は有給休暇を取得するようにしているので、オンとオフをうまく使い分けられます。私の場合、オフの日は、だらだらした気持ちのまま翌日の仕事に臨みたくないので、できるだけ体を動かすようにしています。子どもと遊ぶなど家族との時間を大切にする一方で、趣味のマラソンも楽しむことが多いです。これ以上ない辛いと感じる経験をしておけば、仕事でどんなことがあっても乗り切られると思い、8年前に始めました。QTnetランニングクラブという会社公認のランニングサークルがあり、私も参加しています。コロナ禍になるまでは、大濠公園を走ったり駅伝大会に出場したりしていました。みんなで一緒に汗を流すことで、おのずと絆も深まっていきます。

社員との交流といえば、私の部署にはお酒好きが多く、コロナ禍以前は毎年4月に桜で有名な舞鶴公園で盛大な飲み会を行なっていました。今はコロナの影響でできませんが、会社のチャットツールの雑談チャンネルを使って、いつでもコミュニケーションをとることができます。画面を開くと、「新しい日本酒を手に入れました」「飲ませてよ」といった微笑ましい会話が飛び交っています。こうした仕事以外のちょっとしたやり取りでも、お互いの心の距離を縮めることができていますね。

(注)掲載内容は取材当時(2020年)のものです。

栗原 健一

career社内経歴

  • 2019年

    法人営業部 ソリューション営業1グループ(顧客の課題をヒアリング、自社の技術をベースとしたITソリューションを提供)

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