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和田 昌士

INTERVIEW

サイバー攻撃から全力で
お客さま・会社・サービスを守る

田 昌士MASASHI WADA

和田 昌士

技術系

サイバーセキュリティ対策室 サイバーセキュリティ対策グループ

和田 昌士

2013年度入社 大分大学大学院工学研究科 電気電子工学専攻

会社での立ち位置、
入社のきっかけ

鋭い視点でサイバー攻撃を見抜き、様々な部署と連携して迅速に対応

私が現在所属する部署は、2018年に新設されました。

主なミッションは、社内の業務用(パソコン・メールサーバなど)やBBIQなど、お客さまへサービスをご提供するための通信設備に関するサイバーセキュリティ対策の強化とセキュリティ全般に関する社員の意識の向上を図ることです。多様化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、通信設備への対策とともに、有事の際の対応基準やフローの策定・見直し、サイバー攻撃情報の社内外への周知や注意喚起など、業務は多岐にわたります。また、当社がサイバー攻撃を受けた時を想定した訓練も定期的に実施しています。

いかにサイバー攻撃を防御し、万が一の際に素早く対処できるかが、被害を抑える重要なポイントとなりますので、関係部署と協力して対応力のレベルアップを図っています。

就職活動では、生まれ育った愛着あるこの九州に恩返しをしたいと考え、貢献度が高くやりがいのある仕事を求めて企業研究をしていました。そんな中、ふと目にした当社の「きらきら、つながる。」というコーポレートスローガンが心に残り、説明会に参加したことを覚えています。

最初はブースで15分ほど話を聞いただけでしたが、業務への興味が高まり、もっと詳しく知るために、その後の説明会に3度も参加しました。

その中で、あらゆる方々にとって不可欠なインターネット接続サービスを提供していることや、そのために様々な通信設備及び光ファイバーケーブルを自社で保有し、24時間365日、それらの保守運用を行っていること、そして、お客さまのご要望に即した最新のサービスを提供していることなどを知り、これはやりがいのある仕事だなと感じました。

また、コーポレートスローガンの「きらきら」には、当社が通信サービスを提供するうえで不可欠な設備である光ファイバーケーブルを表すとともに、ご利用いただくお客さまの生活を輝かせたいという思いが込められています。九州に貢献できる仕事に就きたいという自分の強い思いがこのスローガンに引き寄せられたと思います。

和田 昌士
和田 昌士

自身の成長エピソード

入社して5年間は光ファイバーケーブル関係の業務に携わっていました。その中で、切断された光ファイバーケーブルの復旧を行う業務に従事していた際に、2016年の「熊本地震や博多駅前道路陥没事故」、そして2017年の「九州北部豪雨」と立て続けに大きな災害や事故が発生しました。

普段は、机上業務が多く、現場での復旧作業に直接従事することはありませんでしたが、博多駅前道路陥没事故の際には、当社の通信設備がある局舎と呼ばれる建物で夜を徹して協力会社の方々と復旧作業にあたりました。無事に復旧した瞬間、大きな安心感と喜びに包まれたことを今でも鮮明に覚えています。

所属する会社が違っても、現場にいる全員で力を合わせて難局に立ち向かう。あの時に得られた一体感、そして達成感は、非常に貴重な宝物です。この経験から、机上だけではわからない事が多いことに気付きました。そして「もっと現場に出ていかなければ」と考え、現場の安全パトロールや、協力会社で開催される工事現場体験研修に参加するなど、幅広い知識の習得に努めました。

そして、入社して6年目で転機が訪れました。これまでの業務と全く異なる現在の部署へ異動となり、日々、サイバーセキュリティについて思いを巡らせなければならない立場になりました。当時は、率先して自分から学ばなければならないという強い思いに駆られ、当社の通信設備のことはもちろん、セキュリティに関して、無我夢中で勉強しました。

現在、私が担当する主な業務のひとつに、全社員に対する標的型攻撃メール訓練の計画及びその訓練結果の分析があります。その中で社員が不審メール(もちろん訓練メールです)を受信した際の対応状況について分析した後、勉強会の講師として社内各部署を回り、その分析結果をフィードバックしています。講師を務めた当初は、受けた質問にうまく答えられないこともあり、悔しい思いをしましたが、上司や先輩方からアドバイスをいただきながら改善を重ねた結果、徐々に「内容が分かりやすかった」、「また実施してほしい」といった言葉をいただくようになりました。そのような言葉をいただいた際には自分の成長を実感するとともに、この仕事に従事できて良かったと感じます。

また、余談にはなりますが、当社には他企業からの出向者も複数在籍しており、幅広い知識や経験を持った方々とともに働けることも大きな喜びのひとつです。

和田 昌士

目標・ビジョン

進化し続ける通信業界でスペシャリストとしての活躍を目指す

現代社会はインターネットに接続できるIoT機器なども増え、今後は通信技術を使ってさまざまな「もの」と「人」が繋がっていきます。それに伴いサイバー攻撃も新しい手法がどんどん出現しているため、最新情報の収集や対応策の検討も手を抜けません。新しい知識を常に意識して取り入れ、いずれはセキュリティを含む通信のスペシャリストとして活躍できる人材に成長することが目標です。

当社の社員は、数年ごとに部署を異動します。短期的な目標は難易度が高いセキュリティ関連資格を取得することですが、長期的にはいろいろな部署を経験して、ケーブル分野から通信設備まで幅広い知識を習得し、どのような部署や状況でも活躍できる実力を備えていきたいと考えています。

情報通信が持つ可能性を追求し、九州に貢献できるよう努力を続けていきます。

仕事とプライベートの両立

オフの日にはよくランニングをしています。大学を卒業する際に、記念として友人たちと軽い気持ちでフルマラソンに参加し、走ることに目覚め、これまでフルマラソンには十数回参加しました。福岡マラソンにも出場し完走しました。ベストタイムは3時間40分です。偶然ですが、現在の部署の上司も走ることを趣味とされているいため、週に1回ほど一緒に大濠公園を走っています。

当社の素晴らしさは、上司と部下のフラットな関係だと思います。こういう付き合い方ができる点でも当社の働きやすさを感じます。今でも以前の部署でおつきあいのあった方々と仲良くさせてもらっており、プライベートでも度々会って交流を深めています。これからも人とのつながりを大切にしながら、仕事に真摯に向き合っていきたいと思います。

(注)掲載内容は取材当時のものです。

和田 昌士

career社内経歴

  • 2013年

    アクセス設備部(現:アクセス工事部) 光ケーブル線路工事担当(工事前の現地調査等の管理、工事発注・工程管理)

  • 2015年

    線路管理部(現:アクセス保守部) 光ケーブル保守工事担当(主に障害発生時の工事発注・工程管理)

  • 2018年

    サイバーセキュリティ対策室社内セキュリティマネジメント担当(セキュリティにおける社内啓発稼働・教育、PCウィルス感染対応等)

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